どうも、四万十ノライターの立岡です。

例年より20日ほど早い梅雨入りとなった四万十町。

いつもなら梅雨入り前に自分の畑のニンニクや玉ねぎを収穫するのですが、タイミングを逃してしまって少し腐らせてしまいました。。。
自然相手の農業は難しいですね。

さて、今回は以前ご紹介させていただいた四万十ドラマさんの記事で少し触れた「しまんと地栗工場」が遂に完成したと聞きつけて早速お話を伺ってきました!

地のもんをお届け!地域づくりの第一人者「四万十ドラマ」

 

四万十町出身で地元を愛する若きリーダー畦地剛司(あぜち ごうし)さんにインタビュー!

若きリーダーは地元っ子

(株)四万十ドラマ入社5年になる畦地剛司さん。

高校までは高知県内の学校に通っていましたが、いつの頃から「県外に出たい」という思いがあったそうです。

実際に大学は県外へ通い、先々の就職なども高知に帰ってくる予定はなかったそうですが、就職活動の際の合同説明会で様々な企業の話を聞くうちに「やっぱり高知県の企業の取り組みは面白い」と感じ、高知県内の企業に入社しました。

その2年後に地元の四万十ドラマのスタッフから「かえってきーやー」といわれて四万十町へ帰ってくることを決意。

四万十ドラマ入社当初は道の駅スタッフとして働いていましたが、自社で運営しているおちゃくりcafeで働くうちに加工業務にどっぷりと関わるようになります。途中1年ほど県内企業で加工のノウハウを学びながら加工部の責任者として着々とスキルアップしてきました。

今はしまんと地栗工場の工場長として日々奮闘しています。

地栗工場が念願のオープン

構想から7年。 長い準備期間を経て、しまんと地栗工場が令和3年5月15日に無事落成を迎えました。

高知県は例年より21日早い梅雨入りをしたので落成式当日も雨予報。

しかし、落成式典の間だけ雨が降らないというミラクルで無事に皆様に新工場をお披露目することができたそうです。

高品質な四万十産品を届ける直営工場

—そもそも直営工場を建設しようと思ったのはなぜですか?

「希少価値の高い原料を使っていることや、商品の背景をお伝えすることで、多くの方にご利用いただけるようになりました。しかし、ありがたいことにテレビなどのメディアで取り上げてもらったのですが、注文が多く入ってしまって生産量が追い付かない状況が続いてました。その状況を解消するためと、地域の雇用を守るために直営工場を建設することになりました」

四万十川流域でとれる希少価値が高い栗や芋などの高品質な原材料で商品開発を行うことから、四万十ドラマさんは全国から多くの引き合いがあります。

その商品の製造を支えてきたのはおちゃくりcafeに併設された加工場でしたが、機材が豊富ではなく、加工場も狭いために全国からの注文が舞い込むにつれて製造量が追い付かない状態が続いたそうです。

「加工の一番忙しい時期には仕込みや準備があるので、自分だけ朝3時から加工場に入って作業したこともあるんですが、加工場のキャパが合ってないと感じましたね」

この時のしんどい思いがあるからこそ、しまんと地栗工場は内部の動線や機械の製造規模を吟味した、少し余裕のある設計にしたそうです。

—とはいえ、工場を建てるというと、思い切りましたね。

「そうながです(笑)。でも、やっぱり地区の高齢化は避けて通れない問題だし、元気がなくなっていくのは嫌ですからね。」

—確か社長の履正さんもこの工場が地域活性化の中心になるとおっしゃっていましたね

「そうですね。今は栗も少しずつ生産量が上がってきていて、芋も栽培面積が3倍ばぁになりました。その材料になる芋や栗の作り手がどんどん増えてくれたら、僕らが契約栽培として全部買い取ってちゃんといいものを作る。そうすると生産者さんも安心して材料を作ることができます。生産者さんも僕たちも一緒に前に進んでいかないといけませんが、その中心にこの工場がなってくれたらなと思います。」

 

—生産量はどれくらい上がったんですか??

「生産量の拡大と効率化が図られたので、生産量が4~5倍になり、今までは一日に1商品しか加工できなかったところが数商品を並行して作ることができるようになりました。」

今回建設されたしまんと地栗工場は生産者・地域・お客様の架け橋という位置づけ。

量産体制を整えることで、安定して原料を買い上げることができるようになるので、生産者のさらなる収入の安定と地域の農産物を後世にまで伝えていけるようになります。

「今まで量を作れなくてお客様やお取引先に提供するまで少し時間をいただいていましたが、結構改善されると思います」

この秋の新栗と新芋のシーズンから本格稼働になりますので、今から楽しみですね!

農業にチャレンジ!

家族で植えました!

「原料がないと、そもそも商品が作れんがですよ」 そう語る畦地さん含めて生産現場を大事にする四万十ドラマさん。

お父様で社長でもある履正さんと剛司さんが最近取り組み始めたのは「農業」

「じいちゃんばあちゃんの農作業を少し手伝ったことがあるくらい」というほぼ未経験者の剛司さん(と履正さん)ですが、やはり「あしもとを知るにはやってみんとわからん」と思い立ち、実家の畑にひがしやまの原料となる人参芋を植え始めました。

先日芋のツルを植えたそうですが、畑の段取りから芋ツルや農業資材の手配などなど、植え付けるまでに多くの工程があり、慣れない作業に四苦八苦したようです。

「いままで生産者さんと話をしても農業をしたことがないので、話を理解できないこともありました。けど、少しでもやり始めたことで生産者さんのことをもっと深く理解ができるような気がします。作業はきついですけどね(笑)」と語った畦地さんは慣れない農作業も楽しんでいる様子でした。

これからの四万十ドラマ

最後にこれから畦地さんにこれからの四万十ドラマについて伺いました!

「まずは工場を安定稼働したいですね。まだ栗と芋が出てくる秋の繁忙期を経験していないので、今から準備をします。また、これからの会社のビジョンも作っていかないかん立場になってきたので、社員一同力を合わせて地域のためにいい方向に向かえるよう、色々な経験をして視野を広く持ちたいですね」

—なるほど。目の前の仕事もこなしつつ会社全体のことも考えないといけないから大変ですね。一緒に四万十町を盛り上げていきましょう!!

工場オープンして忙しい中インタビューを受けてくれてありがとうございました! 新工場の運営や会社の今後についてなど、とても広い視点が必要な立場にありながら、やっぱり「あしもと」の生産現場が大事と感じて農業をやってみるというチャレンジ精神はすごいですね!見習わなければ。 インタビューの他にも、3人の子供のパパさんとして子供の話に花が咲きました。 パパさんあるあるが勉強になりすぎました。
しまんと地栗モンブラン(9個入)
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ジグリキントン
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いも焼き菓子「ひがしやま。」(4枚入)
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